ゴールデンウィークが終わり、いつもの日々が戻ってきた今日この頃。
最近は小学校や中学校から運動会の練習の声が聞こえてくることも増えてきました。
子供達の元気な声は聞いているだけでこちらまでパワーをもらえます。
しかし5月と言っても真夏の様な日差しが照りつけることもある昨今、
子供達にはくれぐれも熱中症には注意して欲しいですよね。

熱中症といえば、工場や屋外での作業を生業としている人たちにとっては
読んで字のごとくの「死活問題」です。
「今年は暑い」という言葉をここ数年、毎年聞いているので、
もう日本の夏は亜熱帯と同じくらい暑いと諦め、
様々な対策をしながらなんとかあの酷暑を乗り切っていくしかないですよね。

そんな、命に関わるほどの暑さが続く中一躍注目を集めたのが、
「空調服」をはじめとした業務用の熱中症対策・予防グッズ。
大手通販サイトでは空調服の売り上げが前年比370%増となっており、
その暑さ対策市場は実際の気温と比例する様に注目を集めています。

そんな暑さ対策グッズの中でも一際注目を集めている空調服ですが、
今年のトレンドはズバリ「ベスト（チョッキ）」タイプ。

昨年株式会社空調服さんから発売されたベスト型の空調服は即完売隣、
その評判は業界内を駆け巡ったそうです。
その噂を聞きつけた他社も今年は追随してくると予想されますので、
今年の現場は「ベスト祭り」になるのかもしれません。
本来は長袖の方が風の対流が発生しやすい事や日焼け防止になることから
今までは長袖のみだったそうですが、やはり夏場は長袖が邪魔だと感じる方が多い様です。
ベスト型となると普段使いもしやすく、アウトドアや野外フェス、
スポーツ観戦などでも大活躍しそうですよね…！
都内で行われたアウトドアイベントでもPRが行われたようなので、
今年は本格的に空調服が一般層に広がる年になるかもしれませんね。

空調服以外に注目したいのが「頭を冷やす」アイテムたち。
「頭寒足熱」なんて言葉がある程、とにかく頭は「冷やす」ことが大切。
頭が熱くなる＝熱中症といっても過言ではないほど。

（via 日曜発明ギャラリー）

首裏を冷やすのが熱中症には効果的ということで、
首裏部分を氷や水で冷やしながら使うのが特徴的。
氷や水ならどんな現場でも比較的手に入れやすい上、
冷やし過ぎにならない様自分で調整できるというメリットもあるそうです。
サイトを見てみると、子供向けの商品もあり、
昨今の教育現場での熱中症対策にもかなり使えるのでは？と思いました。

もうすぐやってくる本格的な夏。
その前に熱中症対策は万全にしておきたいですね。

(via 工場タイムズ)