社員インタビューinterview

佐久間 貴之Takayuki Sakuma2015年入社ソフトウェア開発部

徹夜なんかしても誰も褒めないよというスタイルが、自分の考えていたソフトウェア業界と全然違いました。

大学のカリキュラムでプログラミング、情報リテラシー、C言語などを専攻したので、苦手意識もなく自然とプログラミングを勉強しました。
就職活動の際は勉強しているプログラムを行えるシステム会社と、大学時代に喫茶店でアルバイトをしていましたので、接客業を行えるホテル業を希望しました。
結果、選考試験でシステム会社は失敗してしまい、ホテル業は上手くいったため、新卒ではホテル会社へ就職したのですが、やりがいを感じつつも、サービス業ではなくモノを作りをしたいという願望が年々強くなり、思い切ってシステム会社へ転職を決意し、トスバックに入社しました。

トスバックに入社し、自分の描いていたシステム会社のイメージとの違いに驚きました。
システム会社に入ったら出向先に行って常駐、というのがメインだと思っていましたが、トスバックはほぼ社内でプログラム開発を行っています。
また残業、徹夜が当たり前と思っていましたが、一切そういったこともなく、残業、徹夜が起こらない様に逆にすごく厳しい姿勢で仕事に取り組んでおり、徹夜なんかしても誰も褒めないよというスタイルが、自分の考えていたソフトウェア業界と全然違いました。

以前はプログラミングに関して偏見のようなものがありました。

一日の流れとしては、掃除からはじまります。
当番制で7時から掃除開始になります。2か月に一度の持ち回り制になっています。
7時を過ぎていても問題ないのですが、社長が一番出社が早いので、個人的には社長より早く来て、社長を迎えるような状態にしています。

その後、朝礼がありますが、一日ひとりスピーチをする習慣があり、自分のスピーチの日は社長への挨拶のあと、自分の席に着いてPCの電源を入れたら必死にスピーチで何を話そうか考えています。
5分ちょっとのスピーチになりますが、時事的なネタを話す人もいれば、カメラが好きな人はカメラの話でしたり、大手の会社がこんなことを打ち出したとかこんなことをしているだとか。
あと花粉症の季節になれば、花粉症対策は今こんなものがトレンドになっているだとか。
色々な話を聞く事ができます。
直行直帰の人がいる時は順番を飛ばすので、急に自分の番になり困ることもよくあります。
そういう時は自分の中のボキャブラリーから探し出してアドリブで喋ったり(笑)。
その為ストックを常に持っておかないといけないので、ネットニュースなどを見ながらネタを収集していつでもしゃべれるようにしています。
この経験はお客様との商談の際のコミュニケーションとして生かせていると最近感じました。

現在は基幹システムの一部のプログラム開発を行っています。
以前は、プログラミングに関して偏見のようなものがありました。
世間一般のイメージでもあると思いますが、訳のわからない文字がブワァーっと並んでいるようなものからシステムを作ると思っていましたが、パワーポイントの様なツールがあり、そのツールでプログラムを作っていくというのを知ったのもトスバックに入ってからでした。
それがトスバックで使用している開発ツール「Magic」です。

今までのプログラム開発で印象に残っているのは、失敗談になりますが、二回発行してはいけない帳票や請求書、納品書などをシステムで制御するのに苦戦しました。
人間がやれば、紙を出さなければ良いだけで簡単ですが、PCの場合は二重発行させてはいけない書類と言われていても、制御できていなければ発行できてしまうので、その為のロジックを組みます。
それがなかなか上手くいかず丸一日、二日、三日と掛かってしまった事がありました。
他には、発行すると帳票番号が連番で発番されたり、一部の番号が動いてなかったりとか先輩が気づき、それ作ったの俺だ…やっちゃった…ということは何度かありました。
今では少しずつスムーズに出来るようになっていくのがモチベーションになっています。

新入社員へのアドバイスは、社会人としての身だしなみがとても重要だということです。

最近はプログラムに関しての質問よりもお客様の業務の流れを先輩に聞いています。
経理の内容や原価の出し方などです。
わからなければ勉強し、それでもわからなければ先輩に聞いてを繰り返しています。
お客様にシステムを納品する前にソフトウェア開発部、社内全体でチェックを行うのですがシステムの中身を見て、当初は一部しか理解できませんでしたが、最近は全体の仕組みが理解出来るようになってきて、知識が身についているなと思います。
それらの一部を自分で作り、納品書や注文書が世に出て行っていると考えると、とてもやりがいのある仕事をしているなと感じています。

新入社員へのアドバイスとしては、社会人としての身だしなみをきちんと整えることです。
僕は以前ホテルで働いていたので必ず時計をつけるようにしていたら、社長に「ちゃんと時計つけてて偉いな」と言われました。
新入社員でも、その辺りを気にかけている人は印象が良いと思います。
やはり仕事ができると感じる方は靴も綺麗ですし、身だしなみも整っていますので。

※このページの内容は2017年当時のものです。

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