事例紹介
塗装/塗装後組立
- 製造品目
- 自動車部品カチオン電着塗装/塗装後組立作業
- 事業内容
- 塗装/塗装後組立
- 拠点
- 本社同場所工場のみ
- 運用環境
- 作業現場の接続でWi-Fiを活用
- ハード構成
- SV1台・CL15台(タブレットPC含む)の C/S型システム
ポイント説明
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1. 受注業務の効率化(異なる受注形式に対応可能)
- EDIデータの取込。
- 見積情報の受注振替。
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受注と塗装品の入荷が異なる場合の対応。
・受注と受入:受注入力時に塗装品受入情報作成→受注№と受入№発番。
・受注のみ:受注情報を登録(受注№発番)→塗装品入荷時,受入入力で受注と紐づけ。
・受入のみ:受入情報を登録(受入№発番)→受注情報入手時に受注入力で塗装品と紐づけ。
※塗装品の受入が先行した場合でも作業指示が可能。
受注情報待ちによる作業停滞の防止が可能。
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2. 現品票の発行
塗装品受入で現品票を出力。
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塗装品の識別が可能。
塗装対象品の取り違えを防止。 -
作業指示の補完情報(塗装仕様,注意点,不良履歴等)を出力。
作業時の塗装ミスを防止。
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3. タブレットによる作業管理
作業状況を目視しながら情報を登録。
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塗装ライン毎の作業指示。
負荷情報を加味した作業指示。
・生産能力,担当者出勤情報を元にした納入予定数(受注残)。
・作業指示実行時点の納入予定数(仕掛残)。 -
作業終了時点での実績入力
実績登録用PCへの移動を廃止。
実績登録用PCへの移動を廃止。
・間接作業の抑制。
・PCへの移動の手間から発生するバッチ登録を抑制→常に最新情報の入手が可能。
バーコード゙入力を廃止(タブレットペンによる入力)→軍手着用のままでの入力負荷を軽減 -
塗装作業のサポート。
塗装品の技術情報(仕様や形状,図面)の参照が可能→作業場所での比較確認が可能(PCへの移動不要)。 -
受注№毎に作業状態の確認が可能。
作業状態別(未受入,受入済,着手,完成,出荷済)情報の確認が可能。
得意先への棚卸(塗装品の受入数と作業状況)の問合せへの即時対応が可能(報告書出力も可能)。
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4. 原価管理
原価情報のリアルタイム把握。
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作業実績情報を原価換算して逐次入手することが可能。
管理項目を指定する事でより細かい原価発生状況の把握が可能。 -
製造原価報告書の作成。
間接費の入力及び配賦により精度の高い原価管理が可能。
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5. 情報分析
データの流用(Excel/BIツール)。
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不良実績データの分析
不良発生実績(ライン,工程,担当者)などから発生傾向等を分析→品質の向上。
売上,原価情報などから業種,品種等の受注傾向を分析→新業種への展開などの経営判断。
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6. 将来構想
生産管理領域以外のシステムとの連携。
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売上/仕入/原価情報の連携
経理システムへ移行。 -
勤務実績情報の連携
給与,人事システムへの移行。