日産スタジアムのひみつ。

2017年 08月21日

今年は7月にとても暑い日々が続き、このままでは猛暑なのでは…
と思われていましたが、なんと8月に入ってからは雨続き。
夏休みらしくない天気が続き、まるで梅雨のような日が何日もありました。
先日の鶴見川花火大会が豪雨と雷の影響で急遽中止になったり、
横浜市内も何度か大雨警報や避難情報が発令されて、心配な日もありました。

これは今年のものではないのですが、こんな画像が話題になったのをご存知でしょうか。

大雨のあと、水没してしまっている日産スタジアムです。
なんてこと…!とお思いの方も多いかと思いますが、実はこれ、正しい景色なんです。
と言いますのも、日産スタジアムは河川が氾濫した際に一時的に河川の水を引き込み、
洪水の一部を留めることで流域への洪水被害を低減させる機能である「遊水地機能」
を持っているんです。

日産スタジアムのある鶴見川流域は、古来から洪水被害が多く発生してきた地域で、
治水対策が大きな課題となっていました。
そこで日産スタジアムを実に1000本以上の上に乗る形で建設することで、
洪水時にはスタジアムの下に水を流し込む仕組みを作り、
日産スタジアム自体が洪水から街を守るための安心装置となったのです。

日産スタジアムにそんな秘密があるって、みなさんご存知でしたか?
街のシンボルでもあり、安心装置でもある日産スタジアム。
秘密を知ると、今まで以上に頼もしく見えてきますね。
しかし、危険ですのでくれぐれも荒天時に冠水の様子を見にくことはお控えくださいね。

今週に入ってからは少しだけ夏らしくなってきた空模様。
残りの夏休み、どうかこれ以上荒天がありませんように…!

(via 日産スタジアムホームページ)

その他のコラム一覧

DOWNLOAD

資料ダウンロード

RECRUIT

採用サイトはこちら