「HACCP」、ご存知ですか?

2020年 01月27日

突然ですが皆さん、HACCPってご存知でしょうか。
最近よく目にするけれど、そもそも読めない、発音できない、
という方も多いと思いますが、HACCP=ハサップ、と読みます。

HACCPとは、簡単に言うと食品の衛生管理を「見える化」する手法のこと。
このHACCP自体は、1970年代にアメリカで始まったものなのですが、
元々はアメリカのアポロ計画の中で宇宙食として持っていく食品のものなのだそうです。
確かに、その歴史を聞くと誰もがその衛生状態がわかる「見える化」がとても大切だったことがわかります。

食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因を把握した上で、
原材料の入荷〜製品の出荷までの全工程の中で、
そのような危害要因を除去、もしくは低減させるために特に重要な工程を管理して、
製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法であるHACCPは、
国連の国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である
食品規格 (コーデックス) 委員会から発表されており、
各国にその採用を推奨している国際的に認められたものです。

ではなぜ最近よく目にするのか?と言いますと、
平成30年6月13日に公布された食品衛生法等の一部を改正する法律で、
原則として全ての食品等事業者はHACCPに沿った衛生管理に取り組むこと、
が盛り込まれているからなんです。
今年のオリンピックパラリンピックまでに義務化されるのでは、と言われていましたが、
今のところ明確な日付は出ていませんが、
恐らく近いうちに義務化されるのではないかと思われます。

HACCPの対象となる業者は、フードチェーンを構成する食品の製造・加工、調理、販売などの食品を扱うすべての業者。
では具体的に義務化されたら、何を行えばいいのでしょうか?
それは「7原則12手順と呼ばれるガイドラインに従い食品を仕入れ、
お客様に提供するまでを監視・管理すること」。
ここで注目して欲しいのは、この度の義務化は「規格の取得」ではなく、
「制度の導入」だと言うこと。
具体的は7原則12手順については、HACCPチャレンジ事業のサイトに掲載されていますので、チェックしてみてください。

とは言え、義務化と言えど違反しても明確な罰則が定められているわけではないHACCP

しかし、食品を製造する工程でどのような食品汚染の危険があるのか?
と事前に予期し、その危険回避とために行うべく対策を分析、
その後実際に行われた管理方法を記録することで、
もし万が一食品汚染が起こった場合にどの家庭でその汚染が生じたのか?と確かめることができるんです。

面倒なことも多いですが、メリットも多いHACCP。
知らんぷり〜などと言わず、ぜひ早めの導入をご検討くださいね。

(via 厚生労働省)

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