雑談力、どうやって手に入れる?

2018年 08月31日

こちらのブログで、何度か「生産管理に向いている人」や
「生産管理に欠かせない能力」といった話題を取り上げたことがありますが、
その中で何度も話に出てきたのが、「コミュニケーション能力」というキーワード。
「生産ラインを止めない」という大きな使命のため、
工場内外の人とのやり取りが必須の生産管理という仕事には、
何よりも周りの人とコミュニケーションがとれることが大切なのです。

そんな、人とコミュニケーションを取る際に欠かせないのが、
「雑談」です。
仕事だけの話をしてうまくコミュニケーションがとれるのが一番ですが、
やはり自分も相手も人間である以上、ある程度温度のある会話が挟まるだけで、
自然とその距離は近くなっていき、信頼関係も築きやすいもの。
一見無駄に思える雑談の中に、様々なきっかけがあることも多いのです。

しかし、雑談と一口に言っても、
いつまでも今日の天気の話をしているわけにはいきませんし、
黙っていればネタが溢れてくるわけではありませんよね。
どうしたらスムーズに雑談ができるようになるのでしょうか?

まずおすすめなのは、ありきたりな話題に、プラスα自分の体験を入れること。
例えば、その日の天気の話は数秒しか保ちませんが、
「今日はいい天気ですね。あまりにいい天気なので、お布団を干してきましたよ。」
と、天気の話+自分の体験を話すだけで、あちらも自分の話をしやすくなります。
好きな食べ物の話でも、自分の好物を述べた上で、
その自分の好物が美味しいお店を知っていないかと相手に尋ねるだけで、
会話のキャッチボールがかなり続きますよね。

また、雑談で得た相手の情報を、簡単にスマホなどにメモしておくだけで
次回話す際に、前回の話題を踏まえた上で更に発展させた会話をすることができます。
二回目以降の会話でそのメモの情報を出すだけで、
相手は自分が話した内容を覚えていてくれたことに好感を持ちますし、
話も弾むので、とてもお勧めな方法です。
今はスマホがあるので、ささっとキーワードのみメモしておくだけで、
次に繋げることができるようになりますよ!

雑談というと、噂話や男女の話などの盛り上がりやすい話題もありますが、
盛り上がりやすい反面、誰かを傷つけてしまったり、
トラブルの元になりやすいという大きなデメリットがあります。
負の感情が絡む話題に人間は興味を示しがちですが、
安易にそういった話題を持ち出すのは控えたほうがよいでしょう。
それよりは「自分の弱み」を少し相手に見せるような話題の持っていき方をすると、
相手も話しやすくなるのではないでしょうか。
先に挙げた天気予報の話→布団を干した話→以前布団を干して雨に濡らしてしまった話
など、自分の笑ってしまう失敗談などを絡めると、
相手も心のハードルが下がって話がしやすくなるでしょう。

いかがでしたでしょうか?
「他愛のない会話」というのは、案外難しいものですが、
ほんの少しの工夫でその他愛のない会話から信頼関係が生まれることもあります。
ぜひ「雑談力」を手に入れてみてくださいね。


(via メモをとるだけで雑談上手になれる

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