注目されているモチベーション研修!その理由とは?
2022年 07月09日
社員のモチベーションは、社内全体の業績に強く影響してきます。しかし、個人でモチベーションをコントロールし、1日の仕事で長くモチベーションを維持することは難しいでしょう。この記事では、モチベーションアップを目的としたモチベーション研修をご紹介していきます。
モチベーション研修って何?
仕事においてのモチベーションとは、業務に対しての意欲です。営業であればノルマの達成、事務などのオフィスワークであれば1時間の作業効率のアップなど目標に向かって行動を起こすための気持ちのエネルギーとも言えるでしょう。
その中でモチベーション研修とは、従業員個人個人がモチベーションを高く持ち、維持していくためや組織全体の生産性を向上させるために実施される研修です。効力の高いモチベーション研修を行えれば、組織全体の生産性を活性化することもできますし個人の働きにも良い影響を与えることができます。
企業によっては個性的なモチベーション研修を行っており、従業員の活力や会社愛を高めてくれます。モチベーション研修を請け負う外部の企業も存在しており、どの企業でも簡単に実施することができるでしょう。
モチベーション研修の意義
モチベーション研修の意義は、モチベーションが下がった組織を活性化させて収益を最大化させるところにあります。ではなぜモチベーションが下がってしまうのでしょうか。
「仕事がつまらない」「自分の仕事に意味を感じられない」などある程度仕事に慣れてきた社員が感じる気持ちに原因があります。また、人間関係が上手くいかない、組織全体に覇気がないなどの問題を抱えているなどもモチベーション低下の原因です。
この場合、できる社員は自らモチベーションを維持できますがそんな社員ばかりではありません。そのため、モチベーションは企業が必要に応じてコントロールしていかなければならないのです。
モチベーション研修のメリットとは
モチベーション研修にはかなりのメリットがあります。モチベーションが常に高い従業員が増えると、自然と組織が活性化し収益や業績も上がっていくでしょう。
また、会社愛がある社員も増え離職率を抑えることもできます。最初は、モチベーション研修などで企業側がある程度従業員の気持ちをコントロールしていかなければなりませんが、時間をかけることにより自らモチベーションをコントロールできる従業員が増えて自然と会社組織自体が活性化していくことでしょう。
モチベーション研修のポイント
モチベーション研修はただ導入すればよいものではありません。ここでは、モチベーション研修成功のポイントをご紹介していきます。
明確な目的を持つ
モチベーション研修を導入する際には、導入する目的を明確にしましょう。組織や個人の課題を明確化しモチベーションを向上させるため研修内容をはっきりさせていかないとモチベーション研修の効果を最大化することができません。
例を挙げると、チームワークの向上を第1に考えている研修担当者がいるとします。その場合は、チームで取り組むような研修内容にすると良いでしょう。
また、キャリアアップや考え方を広げてあげたい場合は、専門講師や他業種の講師、異業種の企業と合同のセミナーなども効果があります。
まずは、自らの企業を客観的に見つめなおしどの部分を伸ばしていきたいのか、レベルを低下させたらまずいのかを見極めて目的をもったモチベーション研修を行うようにしましょう。
研修後の効果を確かめる
研修を行っただけで満足していてはいけません。研修を行った後、従業員の気持ちの変化、業務の効率が変化しているのかなどアンケートやヒアリングを怠らないようにしましょう。
また、研修を行ったからといってすぐに効果が表れることは少ないですが、少しの変化も見逃さずキャッチすることでこれからの働きかけや、研修のあり方についてヒントが見つかることでしょう。
フィードバックの共有
モチベーション研修は、1回では効果を発揮することが難しいです。定期的に開催して、参加者からのフィードバックを貰うようにしましょう。
参加者の声に耳を傾けることで、次回以降のモチベーション研修が効果的なものになり改善を重ねていくことで、従業員のモチベーションも高く維持されていきます。
実例から学ぶモチベーション研修の内容
ここでは、実例を挙げて企業がどのようなモチベーション研修を行っているかをご紹介していきます。
株式会社マイネット
ゲームサービスやDXといった事業を展開する株式会社マイネットでは、シェア研修というモチベーション研修を実施しているそうです。この研修は、マイネット以外にもIT企業が複数参加します。研修プログラムは、参加企業が毎回持ち寄り、研修内容もその時の研修に合わせたものにしていくそうです。
シェア研修では他社とのつながりができ、同業他社の人がどのような意識で働いているかを知ることができます。同業他社をライバル視して足を引っ張り合うのではなく、ともに頑張る仲間として意識することでモチベーションが強化されたそうです。
まとめ
企業単位でなくても、グループ単位などの小さい単位でもモチベーション研修は非常に効果的です。リーダーとしてチームをまとめている方や、チーム員の立場でもモチベーションをコントロールする方法を知りたい方はモチベーション研修を行ってみてはいかがでしょうか。
参考URL モチベーション研修とは?目的や方法を詳しく解説! (somu-lier.jp)