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2020年にリニューアルした横浜市役所。みなとみらいの絶景が楽しめるラウンジやフードホールでランチを味わえるスポットがあります。この記事では、そんな横浜市役所の楽しいスポットをご紹介していきます。

リニューアルの経緯

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横浜市は、1889年に人口11万6千人という規模の市として生まれました。横浜市の発展を見守ってきた市庁舎は、横浜大空襲や関東大震災などによる焼失などにより場所を変えながら現在は8代目の市庁舎として市民生活に欠かせない公共施設になっています。

先代の7代目市庁舎は上記画像の建物であり、1959年に開港100周年記念事業の1つとして建設されました。この旧庁舎は、建築から50年以上が経過しており施設、設備の老朽化、執務室の不足と複数のビルへの機能分散による市民サービスや業務効率の低下、民間ビルの貸借料の発生、危機管理機能の強化の必要性など多くの課題を抱えていたそうです。

この問題を解決するために、今回リニューアルをした新庁舎が建設される運びとなりました。

新市庁舎の概要

地上32階、地下2階の開かれた市役所を目指したという新市庁舎。1階から2階には全国でも初の市役所内商業施設「ラクシスフロント」が入っています。

外観は、周囲の街並みと調和するように白を基調としたもので内部は、旧庁舎や民間ビルなど約20か所に分散していた部屋を集約し来庁者の利便性と業務の効率性を高めています。

8階から31階が市役所の機能を果たしており、3階から8階は伝統のある横浜市会の雰囲気を継承しつつ、市民に開かれた議会を実現。

本会議場は、木の壁や座席配置、白い天井など旧議会場の雰囲気を残しつつ、床は青色を基調とし海や波をイメージして横浜らしさを表現しています。

1階から3階は、市民の利用機能と商業施設となっており国際都市横浜にふさわしいホスピタリティあふれる空間です。関内、関外地区とみなとみらい21地区の結節地点にある新横浜市庁舎を象徴するアトリウムは、みなとみらい線馬車道駅と直結しています。

横浜市民が気軽に集えるスペースとして、様々なイベントやセレモニーの場所としても活用できるそうです。他の市役所とは違い、フードホールやブック＆カフェ、コンビニから保育所、金融機関まで出店しており賑わいあふれる公的機関としての機能を発揮しています。

赤ちゃんの休憩室や授乳室など、小さな赤ちゃんがいる家族連れの方でも安心して施設を利用できるでしょう。

1階から2階に入る商業施設ラクシスフロント1階

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新市庁舎の1階から2階に入るラクシスフロントは全国でも類を見ない市役所内の本格的な商業施設です。ラクシスフロントには地産地消を目的としたレストランやカフェ、個性的なショップが多数出展しています。

1階のフードホールの運営元は、高品質な商品をそろえている横浜元町発祥のスーパーマーケット「もとまちユニオン」です。地元、白楽で人気のパン屋「ル・ミトロン」と「フレッシュネスバーガー」が入り口に並んでおり、フレッシュネスバーガーは通常の緑ロゴが横浜ブルーにちなんだ青色になっています。全国チェーンのフレッシュネスバーガーですが、ブルーのロゴを使った看板は全国でも横浜市役所だけです。

フードホールには、和食の「かねせい」と洋食の「グリルエトナ」がありどんな気分の時もお食事を楽しめるようになっています。

「グリルエトナ」は、横浜らしいナポリタンや昔ながらのオムライスなどを楽しめますが、市場直送まぐろグリル丼というあぶったまぐろにバルサミコ酢を使ったソースがかけられた名物メニューもあります。

和食の「かねせい」では、海鮮丼や神奈川の地酒も楽しむことができるでしょう。日替わり海鮮丼とそばのセットは、1000円ぽっきりなのでお得におなかいっぱいになれるメニューです。

商業施設ラクシスフロント2階

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ラクシスフロントの2階には、レストランやカフェがあります。

まず紹介したいのが湘南・平塚の人気フレンチレストラン「HxM（アッシュエム）」の姉妹店の「Universal Dining ONE」というお店です。フレンチをベースとしていますが、国際都市である横浜の今後の展開をイメージし、ヴィーガン料理も提供している珍しい飲食店でもあります。

ちなみにこの章の写真で使われているのは、横浜創業の書店「丸善」がプロデュースしている「ブック＆カフェ　HAMARU」の店舗内写真です。書店にある本を自由に持ち込んでカフェスペースで読むことが可能です。1日中ゆっくりと読書にふけるには、ぴったりの施設と言えるでしょう。

夜には夜景も楽しめる

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横浜市役所周辺は、夜には昼間と違った姿を見せてくれます。みなとみらいの夜景や横浜市役所の横を流れる大岡川に浮かぶ屋形船など、ラクシスフロント内のお店から楽しむことも可能です。

カップルやファミリーで川沿いのウッドデッキを散策するのも良いでしょう。手続きだけに訪れるにはもったいない、新しい横浜市役所にあなたも訪れてみてはいかがでしょうか。