頑張りの「見える化」で子供のやる気を引き出そう

2018年 11月29日

先日こちらのブログで、コクヨの取り組む「オフィスカイゼン委員会」
というプロジェクトを紹介しましたが、
この「カイゼン(改善)」という言葉を一躍有名にしたのが、あのトヨタ自動車です。
今や海外でも通じるようになった「カイゼン」の考え方は、
生産現場や職場のみならず、家庭・育児などでも役にたつのではないか、
と今注目されているんです。

子育てをしていて、親子共々つまづいてしまうのが、
目標を立ててもやりきることができない、ということではないでしょうか。
「◯◯しよう」「◯◯しなくてはいけない」という目標を立てるところまでは
ノリノリでできるのに、結局やりきることができず、うやむやになってしまう…
そんな経験はないでしょうか。
毎日の行動目標を作り、それをやりきる為のノウハウ、 そして親のフォローの仕方について、日経DUALにて紹介されていたので、
少し覗いてみました。

記事にて紹介されていた方法は以下の3つ。

①目標項目を決める
→年間、月間、毎日の目標は子供と一緒に考え、
それをチェックリスト化。具体的な時間の長さを入れてあるのが注目です。
また、細かな用事があり忘れがちなものはマグネットを移動させたりすることで、
「やりきった」感を出すようにしていました。

②頑張りを正確に見える化
→①で作成したチェックリストを集計!
この集計作業こそが頑張りの見える化であり、
子供、そして親のモチベーションや目標達成度の把握しやすさになっています。
折れ線グラフやマス塗りをうまく利用するといいようです。
最初に設定する目標値はなるべく低く設定し「やり切れた!」という成功体験を
子供に知ってもらうことも大切です。

③フォローの際は保護者が情熱を持って
一旦チェックリストが軌道に乗り、生活習慣がカイゼンされたとしても、
それを継続できるかどうかは親の責任です。
まずは、毎日コメントしてあげて「応援しているよ」ということを伝えてあげること。
そして成長段階に応じて与える課題を変えてあげることが大事です。

他にも、具体的な方法がこちらの記事にて紹介されています。
読んでいると、自分の家庭にも取り入れたいことばかり。
最初の目標項目を表にする箇所でつまづく人が多いような気がしたので、
目標項目を書き込める表や、アプリがあるといいなと思いました。
子供に「◯◯しなさい」とばかり怒っていて自分も子供もなんだか疲れてしまっている、
そんな人は一度家庭に取り入れてみるといいかもしれません。
自分も子供も「見える化」することで日々を「カイゼン」すれば、
焦りがなくなり、見違えるほど日々が楽になるかもしれませんよ。

(via 日経DUAL)

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