生産管理の仕事のやりがい

2020年 04月28日

皆さまは「生産管理」という仕事に対してどのようなイメージをお持ちですか?
きつい、厳しい…などとマイナスのイメージを持つ方もいるかもしれません。
今回は生産管理の仕事のやりがいや、身につくスキルについて語っていきたいと思います。
生産管理の仕事を志望している就活生の方や、転職を機に生産管理の仕事をしてみたいという方は是非読んでみてくださいね。

生産管理の仕事のやりがい

生産管理の仕事の一番大きなところは、“人間関係を武器に工場を管理・統率すること”です。

当たり前ですが、製造業のメインは製品を造ることであり、造った製品を販売することで収益をあげています。
そのため、会社の中心となるのは営業や企画部門ではなく製造部門です。
その中でも生産管理は、営業や企画部門と連携を取りながら、得意先や仕入先と良好な関係を築きつつ、製造部をコントロールする立場なのです。

生産管理は会社の中でも目立つ存在ではありませんが、製造に関係する各所をまとめるという会社の核となる重要な部分を担っています。
様々な部門や得意先、仕入先との連携の関係を考慮しまとめるという仕事は非常に難しく、ただ指示するだけでは連携が取れず成り立ちません。
そのときの各所の状況、更には納期を考慮し動かねばならないため、仕事に関係する各所との関係を築くことが非常に重要になってきます。

そして、それらをかみ合わせうまく仕事を回せたとき、自分の成長を感じることができ、やりがいに繋がります。

モノづくりの技術や、特別なスキルをもっていなくてもできる仕事ですが、人との絆を武器にきちんと工場を管理・統制できる生産管理者はごくわずかです。
非常にやりがいと自己成長を感じることができる仕事といえるでしょう。

生産管理の仕事で身につくスキル

先ほども申し上げましたが、生産管理の仕事を始める上で特別なスキルは必要ありません。
ですが、生産管理の仕事を続けることで身につくスキルは多くあります。

コミュニケーション能力

まず一番に、現代の社会人として一番重要視される「コミュニケーション能力」が身につきます。
生産管理は端的に言えばモノを造ることのできない人が、造ることのできる人へ「お願い」することが仕事です。
だからこそ、どのようにコミュニケーションをとるのか、どういった伝え方や頼み方が効果的かを考えながら話す能力がつきます。
これは他の仕事をする際や、転職の時にも大きなアピールポイントとなります。

幅広い知識

製造業の場合は、製造に関する会社全体の動きが把握できるため、幅広い知識が身につきます。
生産管理が行うことは納期の管理だけではありません。
新製品や新商品の製造の際は得意先や営業と今後の動向を確認したり、図面の問題にかかわる際には設計部門、仕入れ先との調整等の際には調達部門、不具合が出た際には検査や品質保証部門、在庫管理や売上金額の話は経理部門と会話をします。
生産管理はあらゆる方面の関係者との調整が必要不可欠な仕事なのです。
そのため、自然と幅広い知識が身に付きます。
また、生産管理の仕事をしていると会社全体の状況がよくわかるため、判断力や問題解決能力も培われます。

いかがでしたでしょうか?
各部門とコミュニケーションをとりつつ、生産現場の「頭脳」として、工程を円滑に進めるべく指揮を行う生産管理の仕事は、ビジネスマンとして経験を積んで成長したい方にはぴったりの仕事です。
生産管理の仕事への就職・転職をお考えの方のご参考になれば幸いです。

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