元縫製職人のおばあちゃんの服をフリマアプリにアップしてみたら…

2019年 01月28日

メルカリなどのフリマアプリを使って不用品を処分することが
当たり前になってきたのが、ここ数年。
一度もアプリを使ったことがない、という人の方が少ないのではないでしょうか。
やってみるとわかるのですが、捨てるのは忍びない…と思っているものが、
本当に必要としている人の手元に渡るという体験は、
売り上げを得た喜びよりも心に響くものがあったり…

そんなフリマアプリを通して始まった、なんとも素敵なお話を見つけました。

(via BuzzFeeD

このお話の主人公は、元縫製職人のおばあちゃん。
60年間営んでいた縫製工場を閉鎖し、リタイアしたあと、
暇になったおばあちゃんが始めたのは、やはり長年続けてきた縫製でした。
自分の洋服、お布団、座布団…様々なものを作り出していくおばあちゃんを
見ていた娘さんは、何十年かぶりに自分の洋服を作ってもらうことに。
そして、その出来上がった洋服の出来に感動した娘さんは、
次々と作られていく洋服をメルカリに出品してみることに。
すると、おばあちゃんの洋服はたちまち人気になり、
出品すると即売れてしまう大人気のアカウントとなりました。

…という、まるでおとぎ話を読んでいるような気分になる、
現代ならではのシンデレラストーリーなのでした。
シンデレラストーリーと言っても、おばあちゃんは周りと比べて
若かったわけでも、容姿が綺麗だったわけでもありません。
その手にあったのは、長い年月を経て手にした、確かな縫製の技術。
手にした技術は決して裏切らない、という、
読んでいると不思議と勇気が湧いてくるようなお話ですよね。

日本のものづくりに何十年と携わってきた人は、
このような確実な技術を絶対に持っています。
もうリタイヤしている人がかなり多くなってきていますが、
その技は絶対になくならないし、時代が変わっても意外と錆び付かない、
ということをこのおばあちゃんは教えてくれています。
もしも周りにこのおばあちゃんのような技術を持っている人がいたらぜひ、
メルカリのような現代の道具を使って世の中と結びつけてあげて、
是非その技術を役立たせてあげてほしいな、と思いました。
そして同時に、日本のものづくりの技術はやはり素晴らしいものなんだ、
と誇らしい気持ちになるお話でした。
是非、こちらのページでインタビューを読んでみてくださいね。

(via BuzzFeeD

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