トヨタが最新技術を駆使した未来の街を作る!実証都市「Woven City(ウーブン・シティ)」を静岡県裾野市に設置。2021年初頭より着工

2020年 03月31日

トヨタWovenCity 出典:トヨタ自動車株式会社 公式HP

みなさん、未来の街がどのようになるかを想像したことがありますか?

「待ち合わせの場所どこだっけ?」「会議が長引いた、次の予定に遅れそう」こんな場面に遭遇した時、スマートフォンで簡単に移動時間や出発時間を調べられるようになってとても便利だな、と感じる今日この頃です。この検索機能にプラスして予約や支払いまで、まとめてできるようになるMaaS(Mobility as a Service:移動のサービス化)がいま注目されています。
さらに鉄道やバスだけでなく、タクシー、シェアサイクル、カーシェア、ライドシェアなど、ありとあらゆる交通手段が対象となるというから驚きです。

最新技術が次々と開発されている中、今後更に進化した最新技術を駆使した未来の街「コネクティッド・シティ」静岡県裾野市に設置するとトヨタ自動車株式会社が発表しました。 2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本 東富士工場の跡地を利用して、2021年初頭より着工し、「Woven City(ウーブン・シティ)」と名付け、街づくりを進めるようです。

自動運転、MaaS、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)などの最新技術がわたしたちの暮らしにどのように影響するのでしょうか。
具体的には、住居用の大型マンション、ショッピングセンター、公園施設があり、その中を自動運転車「eパレット」が通行し、街の地下は物流用の自動運転システムが稼働する仕組みになるようです。(eパレットは、移動や物流、物販など多目的に活用できるモビリティサービスを目指したMaaS専用次世代電気自動車のコンセプトカーのこと。)

e-Palette 出典:トヨタ自動車株式会社|Autono-MaaS専用EVのe-Palette 公式HP

住民はセンサーのデータを活用するAIにより、健康状態をチェックできるようになるという。自分で「風邪をひいたかも?」と感じる前にAIが体調管理してくれるので生活の質を向上させられそうですね。

豊かな暮らしを支える燃料電池発電も含めて、この街のインフラはすべて地下に設置することも街の安全はもちろん、景観を邪魔する事も無いのが嬉しいポイント。

街の建物は主にカーボンニュートラルな木材で作り、屋根には太陽光発電パネルを設置するなど、未来の子どもたちに残せる再生可能な社会実現を前提にした街づくりに期待したいですね。
ますます進化するIT技術により私たちの暮らしがどのように変わるのか、今から楽しみで仕方ありません。

(via トヨタが“最新技術の街”を作る–実証都市「コネクティッド・シティ」を静岡に設置へ)

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